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これまでのラブ・ソナタ
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これまでのラブ・ソナタ
日本の首都である東京は全国47都道府県の中心に位置し、約1,300万人もの人々が暮らしている世界有数の大都市である。政治、経済、文化等様々な分野にわたって日本の中心であり、情報の発信地でもある。世界的観光地としても名高く、世界各地から年間約1,000万人の観光客が訪れる。
もとは小さな漁村であったが1590年に徳川家康が江戸に拠点を構え、幕府の中心地となった。1623年12月4日、 3代将軍の徳川家光によって宣教師と一般信徒合わせて50名が多くの人々の目の前で公開処刑を受けるという大きな迫害事件が起こった。キリスト教の歴史の中でもこれほど残酷な迫害はなかったと語られているが、現代の日本でそれを知るものはほとんどいない。
2007年から始められた日本に向けた神様の愛の歌、ラブ・ソナタは気づけば10周年を迎えていた。 7月25日~26日、東京で二度目となるラブ・ソナタの集会が東京国際フォーラムで行われた。10年ぶりとなる東京大会は主と共に旅立つ、新たなスタートを踏み出す感動的な時となった。
初日は教会セミナーから始まった。今回は初めての試みである日・韓別々となるセミナープログラムが準備された。韓国側セミナーはパク・ジョンギル牧師による「イエス様が夢見る教会(オンヌリ教会の牧会哲学と“fool for christ”行伝)」、キム・ハジュン長老による「世に打ち勝つクリスチャン」、イ・キボク教授による「家庭の働きと子どもの教育」について講義が行われた。一方、日本側セミナーは丸山告牧師による「次世代に対してイエス様のように」、守部喜雅氏による「キリシタンの殉教の歴史に学ぶ」、大川従道牧師・廣瀬薫牧師・播義也牧師による「現代版宗教改革」について講義が行われた。それぞれのセミナーに関東地域の牧師を始め、信徒の方々が多く参加され、有意義な時間となった。
同日夕方には東京国際フォーラム・ホールAにてゴスペルナイトが開かれた。日本の実行委員会が企画したプログラムに日韓合同で礼拝をささげ、出演者たちの賛美とダンスで集会を盛り上げ、会場にいるすべての人が一つとなり主に栄光を返す時間となった。メッセージは福島第一聖書教会の佐藤彰牧師が「未来に向かって(イザヤ43:18~21)」というタイトルでメッセージを伝えた。今目の前に置かれている状況や過去の傷、過ちに捉われず、ただ主が与えてくださる未来を信じ進むのならば、山が動いたように、海が分かれたように状況は変えられると語り、会場に来ていた人々を励ました。メッセージ後には献身と決心の招きの時間が持たれ、主の心に触れた516名の若者たちが主の道を歩むことを決心し立ち上がった。
2日目、本大会のプログラムではクリスチャンアーティストたちによる演奏と証しを通して神様の愛を伝えた。また出演者たちの証しを聞き、涙を流す参加者の姿を見かけた。オンヌリ教会担任 イ・ジェフン牧師は「この人は誰ですか?」というテーマで私たち人の罪のために死なれたイエス・キリストの愛について語った。「この愛を逃さず受け入れ、私たち一人ひとりが主と共に生きていくことをイエス・キリストは望まれています。今夜皆さんにとってこの愛を受け入れる大切な時間となることを心から願います。」と語り、メッセージを締めくくった。
参加者の内、169名が救い主イエスを受け入れると決心し、224名がキリスト教に興味を持ち、200名が聖書の話に心引かれたと前向きな回答をした。また、まだ神様を知らない家族と共に参加し、喜びと幸福な時間とになったとコメントを残した方もいた。すべてを治めておられる方の深い愛を体験することのできる時間となった。
日程 | 時間 | プログラム |
---|---|---|
7月 25日(火) | 9:30 ~ 15:00 | 教会セミナー / 場所:浅草橋教会, 東京国際フォーラム・D5 |
19:00 ~ 21:00 | ゴスペルナイト東京 / 場所:東京国際フォーラム ホールA | |
7月 26日(水) | 11:00 ~ 14:00 | 日韓国際交流フォーラム / 場所:ホテルニューオータニ |
19:00 ~ 21:00 | ラブ・ソナタ東京 / 場所:東京国際フォーラム ホールA |
日本参加者 | 韓国参加者 | 総参加者 | |
---|---|---|---|
ラブ・ソナタ東京 | 4,503名 | 1,802名 | 6,305名 |
教会セミナー(浅草橋教会) | 165名 | 6名 | 171名 |
教会セミナー(東京国際フォーラム・D5) | 198名 | 31名 | 229名 |
ゴスペルナイト東京 | 2,829名 | 1,294名 | 4,123名 |
日韓国際フォーラム | 223名 | 120名 | 343名 |
ラブ・ソナタ東京は2017年1月19日に拡大説明会を経て委員会が発足した。約7ヶ月という短い準備期間ではあったがリバイバルを切に願う関東地域の牧師を中心に構成され実行委員たちは、会議が始まる前には必ず祈りと賛美をささげた。また月に一度、複数の外部集会との合同祈祷会を開き、主により頼む者たちの共に祈るときを持ち準備を進めていった。
今大会は既存とは異なり、新しいチャレンジも行った。近年、日本ではキリスト教に多くの関心が集まっている。その関心を活かし、日本でしか聞くことができないセミナーを目指し準備が進められた。講義内容は日本とキリスト教界的、また社会的にも注目されている内容を中心とした「若者、キリシタンの歴史、未来」という3つ題材に焦点を絞った。
また、ゴスペルナイトでは若者たちの献身を起こす集会を目指し、様々な工夫がなされた。これからの日本のキリスト教の要となる若者たちが動きだせば、日本に大きなリバイバルが起こると信じゴスペルナイト委員会が動きだした。そのためゴスペルナイトの準備の中心となったのは若者の奉仕者たちである。集会の企画、準備、実行にかかわり主に仕え、喜びで満ちているのその姿をとおし、日本は必ず神の国となるという明るい未来を見ることができた。
協力教会は関東地域の1都6県の他、静岡県と山梨県の教会の計198教会がラブ・ソナタ東京に協力してくださった。 今大会もまた主の驚くばかりの恵み中で無事に終えることができた。 神様は生きておられ、すべての御業を行われる方であると、この目で確認し、経験する時間となった。いつの日かこの地に必ずリバイバルが起き、すべての人々が主を主として呼び求める日が来ると信じる。