紹介
/ 紹介 / これまでのラブ・ソナタ
これまでのラブ・ソナタ
/ 紹介 / これまでのラブ・ソナタ
これまでのラブ・ソナタ
北海道の札幌・旭川の続き、十勝帯広で21番目のラブ・ソナタ集会が開かれた。 1883年“晩成社”が十勝地域を開拓する時、クリスチャンのメンバーを中心に信仰の開拓も共に行われた。十勝監獄には多くの囚人がイエスを信じ、刑期を終え牧師になる者もいた。こうして、「帯広はキリスト教の町」と呼ばれる等、キリスト教の歴史を持っている。
約130年前の開拓と共に起きたリバイバルを思い出し、再びこの地域にリバイバルの火を付けるため『大地を拓く』という副題を付け、イザヤ書42章5~9節のみことばを握りつつ十勝地域の教会が協力し合った。初日はとかちプラザの大集会室で教会セミナーと帯広市民文化ホールの小ホールでゴスペルナイトが開かれた。パク・チョンギル 牧師の「キリストの夢見る教会」、キム・ハジュン 長老の「祝福の通り管」、イ・キボク 教授「聖書的な子育て」が行われた。冷たい風が吹き初雪が降る中、多くの信徒たちが集まり、恵みの時間を持った。夕方に開かれたゴスペルナイトは58名の子供たちの賑やかな賛美を始め、十勝地域の各教会から賛美やスキット等の様々なプログラムを用意し、実行委員長である村田晃牧師は「耕地を開拓せよ」というテーマで福音を伝えた。二日目は帯広市民文化ホールの大ホールで開かれたラブ・ソナタ集会は、人にすれ違う事がほとんどない小さな都会であるので、「どこからこんなに大勢の人が集まったのだろう?」と、驚くほど大勢の人々で会場を埋め尽くした。イ・ジェフン牧師は「幸福の旅」というテーマで“永遠の幸福であるイエス様を信じなさい”と伝えた。決心時間にはベ・チェチョルさんのマネージャーである輪嶋東太郎さんが決心を導き、ベ・チェチョルさんがセレモニーの賛美をささげる等、新しい進行が行われた。その中、54名の大切な決心の実が結ばれた。また、聖書を読んでみたいと応えた数は30人であった。
日程 | 時間 | プログラム |
---|---|---|
11月 13日(木) | 10:00 ~ 15:00 | 教会セミナー / とかちプラザㆍ大集会室 |
19:00 ~ 21:00 | ゴスペルナイト 帯広 / 帯広市民文化ホールㆍ小ホール / メッセンジャー : 村田 晃 牧師 | |
11月 14日(金) | 16:00 ~ 18:00 | リーダーシップフォーラム(日韓交流晩餐会) / ホテル日航ノースランド帯広 |
19:00 ~ 21:00 | ラブ・ソナタ 帯広 / 帯広市民文化ホールㆍ大ホール / メインスピーカー : イ・ジェフン 牧師 |
日本参加者 | 韓国参加者 | 総参加者 | |
---|---|---|---|
ラブ・ソナタ | 1,485名 (決心者: 54名) | 365名 | 1,841名 |
教会セミナー | 81名 | 61名 | 142名 |
ゴスペルナイト | 368名 | 244名 | 612名 |
リーダーシップフォーラム | 892名 | 104名 | 196名 |
2013年3月、一つの手紙がラブ・ソナタ本部に届いた。帯広栄光キリスト教会の村田晃牧師だった。十勝監獄でのリバイバルと現在、帯広は穏やかそうに見えるが、暗い面もあることを説明しつつ、必ずラブ・ソナタを帯広で開催したいという内容だった。そこで、2014年11月ラブ・ソナタが決定された。今回ラブ・ソナタ帯広は初めて小都市で開かれた集会である。面積618.94㎢、人口16万人の帯広教会の数は15教会である。帯広実行委員は十勝地域の10教会を中心に構成されたが、元々交流があり、お互い励ましながら睦まじい雰囲気の中で準備が始まった。 毎月「ラブレター From 十勝」を発行し、北海道地域の各教会に送り、ラブ・ソナタの準備の便りやラブ・ソナタの広報及び協力教会の要請を勧めた。協力教会は十勝地域を中心とし、釧路・北見・札幌・旭川の教会の85教会が協力教会として参加した。準備段階で全てが順調ではなかった。思わぬ事件・事故が次々起きて、実行委員会はもちろん信徒たちにも大きな不安を与えたが、お互い祈り合い、励まし合いながら一つずつ乗り越えていった。ラブ・ソナタの集会の一ヶ月前まで招待状の申込が増えず悩んでいたが、集会当日1500席の会場が満席になった。十勝地域の小さな教会、高齢化により奉仕者の不足等現実的に不可能に思った環境を乗り越え、可能になるように変えてくださった神様を改めて経験し、足りない自分の信仰に悔い改めたという証があった。人の考えや能力にはできないことも、神様がなさろうすれば必ず行われる事を体験する時間になった。 帯広・十勝地域に再び「帯広はキリスト教の町」と呼ばれるその日を期待する。